インドでも、日本の『お盆』にあたる行事があります。
お盆はスラダ(Sraddha)と呼ばれていて、9月の満月から新月までの16日間、先祖の霊を祀ります。
その期間のことをサンスクリット語でピトゥルパクシ(Pitru Paksha)といいます。日本語でいう先祖供養です。
命日によって、旧暦の月の暦から割り出したティティ(日にち)が決まっています。
期間中は、魂が地上に降りてきて、子孫に「御供養を下さい」と両手を差し出しているそうです。
子孫は親戚を呼んで、御供養の食事を振る舞います。
御供養は、プーリ、ライス、ライタ、カレー、かぼちゃのサブジ、キールなどです。※キール(ミルク粥)
日本は『お盆』の本来を忘れつつありますが、インドでは、お盆のルーツ『スラダ』はしっかり受け継がれています。
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